大人になってから絵を描くことを始めても大丈夫！上達する５つのポイント

もし、「大人になってから絵を始めても上達するの？」 と聞かれたら

私は「はい！上達します」と答えます！

何歳からでも絵やイラストは始められるし描けるし上達もします。

私は大人になってから絵を描く仕事をしていますが、これは趣味のイラストを追求していった結果です。

今も上達したいし、色々な描き方もしりたい！ということで【趣味のオンラインレッスン】CLASS101+
で水彩画やデジタルイラストを習っています。

趣味と実益を兼ねておうち時間が充実したし、なにより私は絵やイラストを描き続けることで世界が変わりました！

だからなおさら「大人になってからだって上達するし楽しいから描いてみたらいいのに〜」と思ってしまいます。

なので今回は

• 大人になってから絵やイラストを描く時に知っておいた方がいい上達ポイント
• 大人になってから絵を描くと得られるメリット

についてまとめました。

絵を描くことをためらってしまう理由

絵やイラストを描き始めることは本当はそんなに大変なことではないのに、躊躇する人の共通点は苦手意識や嫌だった記憶があるからだそうです。

なのにいつから絵を描くことを躊躇うようになってしまうのでしょうか？

本当は他の人の評価なんて「好き」や「やってみたい」という気持ちにはまるで関係ないのに、もったいないですよね。

下手と言われたり笑われたりした記憶がある

一生懸命描いた絵を「下手」と言われたり、笑われたりすると絵を描くことのイメージ自体が悪くなって、そのまま絵が嫌いになってしまいます。

人と比較されて「下手だ」と評価されたことを頑張ることは難しいし、絵は描けなくても生活に支障はないのでそのまま描くことから遠ざかってしまうのは当然のこと。

残念なのは、本当に描きたいと思ったものを描く前に「私は絵が下手だから描けない」という意識になってしまった人が多いということです。

本当に描きたいものを楽しく描いて褒められていたら、結果は違っていたのかもしれませんよね。

描きたくないものを描いてきた

学校では絵は描くものではなく描かされるものと感じている人は少なくないはず。

決められたものを、決められた道具で決められた時間内で描く。

私はつまらないと思いながら、やっつけ仕事みたいに提出物を完成させていた記憶があります。

周りもそんな感じの子が多かったと思います。

そんな自由がない中で絵を描いて、それが成績として評価されるのが学校時代の図工や美術ですよね。

そこには楽しめる要素が少ないので、これでは絵を描くことを楽しいと感じないまま大人になってしまいます。

絵を楽しく描こうと思ったら、色々な制限はない状態の方がいいと思います。

大人になってから絵を描く時の5つの上達方法

絵は上手くなるとさらにやる気が出て、さらに上手くなる、楽しくなる！という上昇気流が起こります。

だから絵を楽しむには上達が必須。

大人になってから上達するポイントを５つ紹介します。

真似をする

絵の上達に、上手い人の絵を真似をすることはとても効果的です。

さて描こう！と思った時に「何を描こう？」と迷って手が止まってしまう時はまず、好きな絵を探して真似してみてください。

絵は真似ることで上達します。

大学などで絵を勉強している人は必ず上手い作品を模写しています。

なぜなら上達するからなんです。

好きな絵やイラストを探してきて、真似して描いてみる。

やってみると分かりますが、自分の絵の癖や足りない部分がはっきりと分かります。

「ここに目？ここはこんな色を使うの？」といった調子で上手い人と自分の差が歴然と分かります。

上手い人はなぜそう描いているのか？も考えていくと、自分の絵を描く時にも「こうだからこの色」といったように説得力を持たすことができるようになって、一層上達する近道になります。

さらに好きな絵の真似なので描くこと自体も楽しめるし、似せようとすることで些細な事も注意深く観察する力がつきます。

理屈で理解する

小さい時は感覚で絵を描くのが普通ですが、大人になってから絵を描き始める場合はある程度の理屈も理解して始めた方が上達が早いです。

イラストや絵は感覚と思っている人は多いですが、イラストや絵は構図や光の当たり方、設置部分の描き方など、基本の部分はとても理論的です。

ものがそこにあるように描くことはセンスではなく技術なんです。

それらしく見せるための方法や理屈を知っているかどうか？だったりします。

知っていれば描けるのに、知らないから上手く描けないってことです。

私も学生時代からイラストや絵を描いてきましたが若い時は感覚に頼ってばかりでした。

そして大人になって初めて本や動画で理屈を理解して描いてみたら、なんと一気にイラストが上手くなった経験があります。

理屈を知ることで、描くこともずいぶん楽になりました。

描ききる

絵やイラストを途中で描くのをやめてしまったという経験はありませんか？

私も時々投げ出してしまうのですが、絵やイラストは最後まで描くことがとても重要です。

苦手な部分というのが、一枚の絵の中に必ず存在すると思うのですが、そこをちゃんと仕上げると、苦手なところを少しずつ克服できます。

途中でやめてしまうと苦手な部分は苦手なままですが、仕上げていくと少しずつ上達して苦手意識もなくなります。

そしてなにより完成させた時の達成感は他では味わえないものです。

毎回毎回仕上げるのは大変だと思いますが、できるだけ「描ききる」を念頭おいて描きましょう。

私は自分に甘く、２枚に１枚は仕上げていこう！と心に決めて描いています。

描いた作品を公開する

せっかく描いた作品は発表すると客観的に見ることができるようになります。

インターネットがなかった時代は発表といえば展覧会。

会場費などお金もかかるし敷居も高かったですが、今はインターネットを使えば無料で公開できちゃいます。

SNSなどは本名ではなく絵やイラスト用のアカウントを使っている人がたくさんいます。

自分の作品だけをずっとみていると、客観的に作品を見ることができない状態になってしまいますが。

他の人の作品の中に入れてみると、客観的にみれるようになり「次はこうしよう」と反省点に気付きます。

今はSNSを覗くと本当に素敵な絵師さんがたくさんいて気軽に交流して、見るだけでも楽しいですし勉強になります。

感想なども貰えるのでさらに楽しくなると思います。

上手い人から学ぶ

絵は大人から描き始めても理屈を理解して続けて描いていけば上達します。

とはいえ好きに描いていて上達するにはセンスが必要だし、ひとりで上達するには多くの情報が必要で、たくさんの回り道をする事になってしまいます。

なので大人になってから絵やイラストを描くのであれば、上手い人に習うのが上達への一番の近道です。

絵を学ぶには主に３つの方法があります。

独学で情報を集めて学ぶ

独学だと、自分の目標とするクリエイターさんを見つけたり、素敵だと思った絵やイラストのテクニックなど様々な情報をインターネットや本から自分で集めていくことになります。

独学は直接上手い人に習うわけではないですが、上手い人のテクニックや考え方を本やネットを通して間接的に学べます。

ピンポイントで知りたいことや必要なことが出てくるわけではないので、必要な情報を探し出して学ぶのには時間がかかることがデメリット。

基礎知識がある人や、時間の余裕と情報収集する検索力が高い人は独学でも上達していけると思いますが、

時間に制限がある場合は独学だと上達するのにも時間がかかってしまいます。

教室で習う

大人になってから習うのが恥ずかしいという人には難しいですが、対面でしっかりと習いたい！という人はリアルの教室で習うことが上達への近道です。

わからないことは先生に聞くことができるし、プロの考え方に直接触れることができるのでとてもいい環境を手に入れることができるはずです。

近所の絵画教室やカルチャーセンターなどで好みの教室を探してみましょう。

カルチャーセンターなどは月謝なども低めなことが多いです。

ただ通える範囲で、なかなか良い教室、良い先生に出会えないことも。

遠すぎると交通費がかかりすぎて続けて通えないなんてこともあるので、無理のない範囲で探してください。

教室によっては先生の言うものを同じように描かなければいけない学校のような教室もあるので、ちゃんと見学や体験をして自分に合うかどうかは確かめてくださいね。

もし良い先生に出会えたらとってもラッキーです！

リアルの教室だとお友達ができることや、展覧会ができるという大きなメリットもあります。

オンラインレッスンを受ける

• 対面で習うことやわざわざ出かけるのが億劫
• 時間が少ししか取れない
• 人に下手と言われた記憶があったりして苦手意識がある
• 人付き合いが苦手
• 一人でレッスンを受けたい

そんな人にはオンラインでの教室がおすすめです。

大人になってから習うのが恥ずかしいと感じたりする場合もオンラインなら人に見られることなく習えます。

オンライン教室の良いところは、交通費が節約できることと、人の目が気にならないこと、オンデマンド型レッスンなら好きな時に好きなだけレッスン動画で学ぶことができることです。

私は人と関わることが苦手なので【趣味のオンラインレッスン】CLASS101+や趣味の幅が広がる！おうち習い事アプリ【ミルーム(miroom)】というところで趣味のオンラインレッスンを楽しんでいます。

1000以上のレッスンが交通費もなく月に1950円で楽しめるので、趣味と息抜きと技術を磨くをいっぺんに済ませている感じです。

大人になってから絵を描くことを始めるといい事がいっぱい!

大人になってからだと「いまさら絵を始めるなんて」と思ってしまいがちですが、全然そんなことはなくて、

大人になってから絵を描くことを始めるとむしろいい事がたくさん起こります！

１.制限がないので純粋に描くことを楽しめる

小学校や中学校で描きたくないものを描いた経験ありませんか？

中学生の娘は今まさにそれで、絵が好きなのに描きたくない絵を描かされるので美術の授業がつまらないそうです。

小学生の時の図工でも、構図や描くものまで全部決まっているので、自由度が低いな〜と娘のクラスに貼ってあった絵を見て思ったりしました。

大人になってから絵を描くことを始めると、そういった制限がまるでないところで始められます。

好きなものを好きな道具で好きなように描けるのです。

子どもの頃の「学校で絵を描く」とはまったく別の次元のことと思って始めていいと思います。

「これを描きたい」とか「このやり方をやってみたい」など、目標を持って取り組めるので、大人になってからの方が純粋に描くことを楽しめます。

２.自分の成長を感じられる

仕事をバリバリとしていれば別の話ですが、私みたいに主婦だと日々の家事で「うわ！成長した！」って感じることってあんまりないんです。

でも趣味の絵やイラストの仕事を通してだと「上手くなった！成長した！」という感覚を味わうことができます。

絵やイラストは形に残るので本当に自分の変化が分かりやすくて、成長してることを実感しやすいんです。

そんな時は自分でも嬉しくて家族に「できるようになった！」と自慢したり。

私がアラフィフで自分の好きな事に挑戦して成長を喜んでいるという事実は子どもにもいい影響があると感じています。

なにより自分の成長を感じると「私はこれでいいんだ」と自信が持てるようになります。

３.ストレス解消になる

日常生活でストレスは少なからず溜まっていくと思いますが、絵が好きな人なら絵やイラストを描くことでストレスを軽減することができます。

好きな事がストレス解消になるのは、集中することで脳が整理されてスッキリするからです。

絵を描くためにものをよく見て考えていくことで、自然と描くことに入り込んで集中していきます。

その時間は雑念に感情が揺れることもありません。

ですので、日々絵やイラストを描くことで集中することを日常化すると、頭もスッキリしてストレスを解消できるようになります。

４.右脳が鍛えられる

人の脳は右脳と左脳に別れていて、左脳は論理的で説明できるものを司り、右脳は想像や感覚やひらめきなどを司っています。

日常生活や仕事でよく使われるのは左脳ですが、絵やイラストは右脳を中心に使います。

絵を描くことで右脳は自然と鍛えられて、ひらめきや想像力アップに繋がります。

今まで使っていなかった部分の脳を使うことで、仕事や生活も新しいひらめきやアイディアで豊かになるということです。

５.集中力が増すと瞑想と似た状態になる

描くことに集中している間は、日々の雑音や雑念がなくなり瞑想しているのと同じような状態になります。

脳もその間は外からの情報に惑わされることなく、心もリラックスした状態をつくりだすことができます。

私は瞑想しようとしてもなかなか上手くできなくて、頭の中であれこれ考えてしまうのですが、絵を描くことでは集中できるので、瞑想がわりに絵を描くことがあります。

雑念が頭をよぎってしまう時や、心が落ち着かない時は絵やイラストに没頭するといいと思います。

6.お金をかけられる

大人になってから絵を描くことを始めると、お金をある程度かけられるので「あれがないからできない」といった経験をしなくてすみます。

必要な本なら買い揃えることができます。

必要なら習いにいくことができます。

道具も自分で好きなものを買い揃えられます。

鉛筆を画材店で選ぶとか、画用紙を選ぶとか、小さな事でも自分が満足した状態で始められるということは楽しむ上で大切なことです。

7.お小遣いかせぎができる

描きためた自分のイラストや絵は販売することができます。

絵やイラストは依頼主から依頼されて描くものと思っている方は結構いますが、自分のイラストや絵を販売してくれるサイトに登録して売る方法があります。

ストックイラストというのが代表的なもので自分の作品をサイトに登録しておくと、欲しい人がみてダウンロードして買ってくれるというシステムです。

なのであなたがやることはサイトに作品を登録するだけ。あとは放置でOK。

確かに単価は低いですが、登録は無料で登録すればその後何もしないで売れていくので立派な不労所得です。

私もストックイラストに登録しています。

「イラストが売れました」というお知らせのメールが来ると本当に嬉しくてストックイラストをやっていてよかったな〜と思います。

本格的に副業にしたいのならランサーズなどのクラウドソーシンクのサイトでコンペに参加してみるのも実力を試す意味でいいと思います。

コンペなどでお仕事を貰えるようになると絵やイラストを在宅の副業にしていくことができるようになります。

絵が上手くなると可能性も広がっていくのが嬉しいですね。

8.子どもも一緒に楽しめる

これは実体験なのですが、家で絵を描いていると子どもも楽しく興味をもって真似をするので、上手くなります。

そして何回か続けて出来上がった子どもの絵をみると「前より色がきれいに塗れるようになってる！！」と感じました。

実際に道具の使い方なども間近で見ているからか、上達も早かったのだと思います。

小さい時は特に描く経験をした回数に比例して上手くなるので、描く事に抵抗を感じないことはとってもいい事でした。

中学生、高校生になった子どもたちは今でも絵に対して苦手意識もなく学校行事で絵を描いたりしています。

９.おうち時間が充実する

家にいると時間が無限にあるような気持ちになったりして、ついドラマをみたり長く寝てしまったりして惰性でダラダラと過ごしてしまうことってありますよね。

それで「またやってしまった」と落ち込んだり。

たまにならいいですが、毎日だと心にも体にもよくないです。

なんとなく毎日を過ごしてしまうのであれば、その時間の一部を絵やイラストを描くことに使ってみませんか？

きっと、生活時間にメリハリがついて気持ちよく過ごせるようになります。

私は夜寝る前に「今日1日何をした？」と考えることが多いのですが、充実した1日を過ごすと寝る前の満足感も違います。

10.継続すれば老後もずっと楽しめる

イラストや絵を描いていくことを続けていくと、老後まで長く楽しめる趣味にすることできます。

道具もそこまで高額でなく、体力もスポーツにように使うわけでもなく、天気にも関係なくお手頃。

近い将来、育児や仕事がひと段落して自分の時間がたくさん持てるようになった時、その時に一から趣味を探すのは大変です。

その時に一から何かを始めるのも大変。

それならば、今から少しずつ道筋をつけておくと楽に楽しい老後に入れるんじゃないかと思います。

絵やイラストは大人になってから始めても上達できる！

大人になってから絵を始めても絵やイラストは上達します！

描くことをためらってしまう原因の多くは、学校時代のように描くものや道具が決められたギチギチの制限の中で、上手く描けなくて嫌いになったり不得意だと感じてしまったこと。

でも大人になってから絵やイラストを始めればそんな制限もなく、好きなものを好きなように描くことができます。

上達するポイントを押さえておくと、さらに上手くなって描くことが楽しくなると思います。

大人になってから絵を描く時の５つの上達方法

私は大人になってからも趣味で絵やイラストを描いていて、そのうちそれがお仕事に繋がっていきました。

今も趣味で【見放題サービス】CLASS101+のオンラインレッスンで水彩画やデジタルイラストを習って、楽しいおうち時間を過ごしています。

レッスンを受講して実感したのは、「やっぱり絵やイラストは大人になった今でも上達するし成長するね！」ということ。

アナログのイラストも、デジタルイラストもできることが増えてお仕事も広げられそうです。

自分の可能性ややりたいことを、みずからストッパーかけて可能性をつぶしちゃうなんてもったいないです

私は好きなことの世界に思い切って飛び込んでみたことで、主婦として抱えていた日々の悩みやストレスが「まあ、いっか」と思えるようにもなりました。

「今日は何ができるかな？」で始まる毎日はわくわくで楽しいですよ。

だから「下手だから」とか「描けないから」と決めつけてしまわずに、昔の苦手意識や嫌なイメージに邪魔されることなく、

大人になってからでも絵やイラストを自由に楽しめる人が増えるといいなと思っています。

私の記事があなたの背中を押せると嬉しいです。